【 山下町 】
雨と風の強い日。
今年は、そういう日が多いと感じる。
それは今の心境を映し出しているからなのだろうか。
横浜弁護士会。
男とはなんなのか・・・を考えさせられた。
気取ってカッコつけて語っているわけでなく。
法律的な解釈の上で。
法を破れば、どうなるか?
そんなことは誰もが、あたりまえにわかっている。
しかし、法を超えて個人の意思が認められることもある。
保証されているものではなく、正確には黙認される場合があるというものだが。
ベテランの弁護士はいう。
「これはもう法律の範疇じゃない、ここだけの話だ。裏話として・・・」
年配の理知的な凄みを感じさせる顔立ちの弁護士から聞かせてもらった。
そして、それが様々なトラブルの「場」を見てきた男だから語れる本音だった。
立場を超えて諭すかのように話してくれた弁護士も、またなにかの意味ある心象の反映として登場してきたのだろう。
ここでも共通するのは「自分」ということだ。
やはり、「自分」のありようである。
「自分」を全うする強さなのだ。
「自分」が自分であるための覚悟。
今年の春は風の強さが印象に残って仕方がない。
yoshi
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