【 罪悪感を捨てて 】
「この人でいいのかな・・・、もっと素敵な人が現れるかもしれない・・・」
不安と迷い。
新しい出会いへの期待をもってしまう、と彼女は言っていた。
「別れたくはない。だけど、別れたいという気持ちがゼロでもない・・・」
悪いな、という気持ちを持ったまま、つながり続けようとしていることは辛い。
罪悪感が自分の気持ちに影を落とし、かえって眩ませてしまう。
自分の何を信じていいのかが、わからなくなる。
罪悪感を捨て、愛に迷っている自分を否定することから始めてみたい。
不実な思いもすら肯定し、認めてみれは、ぼやけていた気持ちが明確になってくる。
付き合っていたいのか、別れたいと思っているのか。
そのほんとうの気持ちを。
世間的な評価を軸として見るのでははなく、ただ単純に自分の感情が楽になる方。
それが、繕いのない自分というものである。
本当は誰だって、そうなんだ。
迷ってもいい、別れるかもしれないと認めているから、
かえって、見えなかった愛おしさに気づくことがあるんじゃないか・・・。
yoshi
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